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「天職と適職」「心が持つ大切さ」
主人公は、美容師をしている婦人です☆
この婦人、旦那さんと子供二人に恵まれ、
幸せに暮らしていました。
歳をとり、娘も息子も結婚をして、孫も産まれました。
そんなある日、旦那さんは交通事故で、
死んでしまいました。
月日が経ち、なんとか悲しみを引きずりながらも、
みんなに笑顔を振りまいて、
行きていく事が出来るようになりました。
でも、何かしていないと寂しい。
1人は寂しい・・と思いながら。。。
そんな時、中越地震が起きました。
多数死者が出るほどのすごい地震でした。
ニュースを見た、婦人は、
ここにも私と同じ悲しみの人々が困っていると思い、
旦那さんのリンゴ畑で取れたリンゴが目に入りました。
無我夢中でこのリンゴを無償で送り続けました。
水も思うように飲めない被災者の方から、
「リンゴに救われました」
「リンゴ美味しかったです。頑張ります」
「美味しいリンゴをありがとう。」
と、たくさんのお手紙やハガキが、
婦人の元へ届きました。
この手紙によって、夫の居ない寂しさから、
少し抜け出せたように思いました。
「この日本には、困っている人がたくさん居るんだわ。
私が生きている限り、リンゴを送り続けよう♪」
仕事が終わった夜の間、お休みの日など、
セッセとリンゴの箱詰めをして障害者の方や、
老人、子供と、みんなに送っていました。
そうすると仕事仲間が仕事の後や、
休みの日に手伝いに来てくれました。
みんな毎日疲れているのに、共感して、
手伝いに来てくれる。また婦人は胸が熱くなりました。
この婦人。
優しい心のあまり、
自分の生活が出来なくなるほどの、
お金を注ぎ込みました。
仕事仲間や、ご近所さん達も、
だんだん心配になってきました。
「ねぇ、とりあえず、
お金が出来るまで休みましょう。」
「ねぇ、これ以上自分を犠牲にしちゃダメよ」
と、みんなが婦人を心配してくれました。
婦人もわかっていました。もうお金が無い事。
リンゴ畑に行っては、ブツブツ独り言を言います。
「おとうさん、私、どうしたらいい?」
「リンゴ畑を売ってお金を作ろうかしら?」
しかし、返事は返ってきません。
そんな時、仕事仲間が27時間テレビにハガキを送り、
江原啓之さんに会える手配をしてくれました。
「私達では婦人は耳を傾けてくれない。
でも、きっと、亡くなった旦那さんの言葉なら、
婦人は聞く耳をもってくれるはず。」
仕事仲間はそう願って、ハガキを送りました。
江原さんは言います。
「ご主人と守護霊さんがおっしゃるには、
あなたが悪い、と言ってらっしゃいます。
あなたは、みんなに優しいあまり、
お客さんからお金をちゃんと取っていませんね。」
仕事仲間は言いました。
「そうなんです。婦人をレジに立たせられないんです」
江原さんは続けて言いました。
「人間は天職と適職という二つのタイヤがあります。
どちらが大きすぎても、前には進めません。
なぜなら、その場でグルグル回ってしまうから。
『天職』は心が楽しい、嬉しいと思う職。
『適職』は生活するお金を得る職です。
婦人の場合はリンゴを送って、
被災者の方からの返事に救われていますので、
こちらが天職。
美容師というのが適職なのです。
この適職で貰うものはしっかり貰う。
まずは自分の地盤をしっかり固める事です。
そして、リンゴ畑も売ってはダメです。
リンゴを送り続けてください。
みんな、あなたのリンゴを待っていますから。」
と、優しく笑顔で言いました。
婦人は泣きながら、「ハイ」と答え、
帰って行きました。
私は思いました。『天職』だけでは、自分が犠牲になる。
『適職』だけでは心がすさんで、悪徳業者が増えてしまう。
私達は人間に産まれ、心を持って生まれました。
喜怒哀楽。思いやり、嫉妬。
さまざまな思いが重複して分からなくなることもあります。
「心が無ければどんなに楽だろう」
って思ったこともあります。
でも、心があるからこそ、幸せ、喜び、楽しみを、
感じることが出来るのです。
これは他の動物より、どんなに幸せな事か。
さまざまな苦しみがあるから、成長できる。
さまざまな喜びがあるから、頑張れる。
あなたの天職と適職はなんでしょうね。(^-^)ニコ
きっと、ある。必ず出会える。
その答えは、あなたの心が教えてくれるはず。(*^。^*)
諦めてはダメです。必ず、出会えますから。(^-^)ニコ |
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